笑顔あふれる地域・農園に

当農園に
ついてIntroduction of
our farm

大坂農園の取り組み

  • 1土づくり

     地域の土質は火山灰土(黒ぼく)で酸性です。当農園では有機質系の骨粉や魚粉が入っている配合肥料を使用しています。今後は100%有機質肥料へ移行しようと考えています。
  • 2無袋栽培

     30種類近い栽培品種のうち、ゴールデンデリシャスや陽光など一部の品種は表面にサビが出やすいので小袋かけをしていますが、その他のほとんどの品種は無袋栽培しています。見た目は悪いものもありますが、太陽の光を直接浴びることで、糖度が高く香りのよいりんごができます。
  • 3葉とらずりんご

     りんごの表面に色を付けるための葉摘み作業を行っていません。そのため果実に色ムラができたりしますが、葉で光合成が盛んに行われ、糖度が高まります。
  • 4完熟りんご

     当農園では1度に1本の樹のりんごをすべて収穫するのではなく、完熟するまで樹につけておき甘さや硬さがよいころを見定めて、1個1個完熟状態を見極めながら何回かに分けて収穫しています。収穫したものはなるべくすぐ選果し、袋や箱に入れ鮮度の良い状態で販売しています。完熟ですので新鮮なうちになるべく早く食べていただけたらと思います。
  • 5りんご狩り

     10月~11月第1週くらいまで開園しています。品種は、ひめかみ、シナノスイート、陽光の順に時期ごとにお楽しみいただけます。実際に自分の手でりんごをもぎ、その場で食べることができ、お子様連れのご家族にも人気があります。真っ赤なりんごが実っている景色はキレイですよ!りんごの樹に囲まれた非日常の時間を体感してください。ナイフや敷物などは無料で貸し出しておりますので、お気軽にご来園ください。
  • 6加工品づくり

     果実を年中味わって頂くために、ジャムの原料はすべて当農園のものを使用しています(夏いちごを除く)。安心・安全なジャムをお届けする為、無添加・無着色料を心がけ製造した手作りジャムは、品種、原料により色の違いが出ることもありますが、果実本来の風味や色味をお楽しみいただける様に、長年研究しつくしました。
     ジャム以外にもりんごを乾燥させて作る『ドライアップル』があります。こちらは砂糖などを一切使わずりんご本来の甘味で、噛めば噛むほどにりんごのおいしさが味わえるものになります。湿度によって硬さが変わるので、硬いと感じられた場合は開封してしばらくおいてからお召し上がりください。蜜が入っているりんごを使用した場合、多少黒や茶色に変色する部分もありますが、味には問題ありません。むしろ味が濃くて美味しいですよ!

一年間の主な作業・日程

大坂農園の目指すこと

 近年は温暖化による異常気象やイノシシ、ツキノワグマ、カラスなどによる鳥獣被害が増え、りんご栽培も難しい環境になってきています。その中でも祖父の代から続くりんごの樹や田畑、山をこれからも守れるよう頑張っていこうと思っています。そして、子供たちや若い世代が、農業や高野町の魅力を感じてもらえるようなりんご作り、農園づくりをしていかなければと思います。
 そのためには、当農園に来ていただき、実際に見たり触れたりしていろいろな人に知ってもらうことが大切だと感じています。一人でも多くの人にりんごのおいしさを知ってもらい、好きになってもらえたらと思います。
 私たちはこれからも人とのつながり、出会いを大切に、新しいことにもチャレンジして笑顔あふれる農園、地域を目指します。